ビズリーチの活用とリクルートエージェントとの比較。年収を上げる方法と、オファーの実例紹介

以前の記事で、転職するならビズリーチの活用が良いと説明をさせていただきましたが、実際にビズリーチではどんな企業やヘッドハンターからオファーが来るのか?、どのように運用していけばよいのか?リクルートエージェントやDodaとの違いは何?

そういった疑問にお答えいたします。

私自身もビズリーチを活用させて頂きましたので、実体験に基づき、あくまで、ものづくりエンジニアという視点とはなってしまいますが、活用ノウハウを公開していきたいと思います。

過去の記事は下記

->モノづくりエンジニアが転職で1000万の年収を得る為の方法教えます

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ビズリーチとリクルートエージェント/Dodaの比較

ビズリーチとは御存知の通り、転職サービスですが、他、有名なリクルートエージェントやDodaと大きな違いがあります。

簡単に比較してみたいと思います。リクルートエージェントとDodaは会社は異なりますが、基本的な仕組みは同じです。

ビズリーチリクルートエージェント/Doda
仕組みサイトに登録し、スカウトを待つシステム。
専属のキャリアアドバイザはつかない
専属のキャリアアドバイザが付きサポートしてもらえる
対象基本、年収500万以上だれでも可能
利用料無料+有料プランあり。
有料のプレミアステージの場合、30日間 5,478円
無料
ヘッドハンティング

仕組み

まず仕組みですが、ビズリーチの仕組みはリクルートエージェント/Dodaといったような転職サービスとは根本的にやり方が異なります。

  • リクルートエージェント/Doda
    • 専属のキャリアアドバイザが付き、履歴書や職務経歴書を確認しながら、勤務地、現在のポジションを加味した上で、最適な企業を紹介してくれる。言ってみれば、企業と転職者の間の仲介役となり、企業側の要求と転職者側の要求のマッチングをしてくれる。というサービスです。
    • メリット:
      • 親切なアドバイザに当たれば、面接での想定問答や、履歴書の書き方、等の手厚いサポートが受けれれる。
      • エージェントを通す事で、受けたい企業への応募の門が開ける。(企業への直接HPからの応募では、まず間違いなく返信が無い。)
    • デメリット:
      • アドバイザは1人である為、紹介してくれる企業がある程度限定される。実体験として、登録当初は一度に数社紹介をしてもらえるが、その後ほとんど更新されないのが現実。
      • もし合格した際、企業はエージェントに合格者の年収の半分もしくは数十%を払う事で、このビジネスが成立している関係もあり、企業から見たら、同じスキルを持った人材であれば、エージェントを通さないで採用した方が特だと考えている。つまりエージェントを通す事で不利に働く事がある。
      • アドバイザ次第で、紹介求人、サポートの手厚さが左右される。(合わなければ交代も可能である為、そう感じたら、早めに担当変更した方がよい)

  • ビズリーチ
    • ビズリーチのサイトに履歴書を登録し、オファーを待つ仕組み。ビズリーチの専属アドバイザはつかない。オファーはヘッドハンターからのオファーと企業からのオファーの2種が存在し、履歴書の内容や希望内容を見て、ヘッドハンターの場合最適な企業案件を紹介してくれ、企業の場合は人事からダイレクトに連絡が来る仕組み。
    • メリット:
      • 非公開案件が多く、特別なオファーが多い。経験上、年収1000万を超えるような案件は、一般応募には出て来なく、ヘッドハンターの案件になる事が多い。
      • 企業からのダイレクトオファーの場合、書類選考なしに面接へ進める場合が多い。
      • 企業からのダイレクトオファーの場合、アドバイザの仲介手数料がかからない為、企業としても積極的になる。
      • ヘッドハンタは基本的にはどこかの転職エージェントに属しているため、ビズリーチを通して紹介を受けた後に、そのヘッドハンタの転職サイトへ登録する事で、アドバイザで左右されるという、リクナビ、Doda等の他サービスのデメリットが回避できる。(基本ヘッドハンターにはランクが付けられている為、それを基準に良し悪しの判断が可能)
    • デメリット:
      • 現在の年収が500万以下の場合、オファーそのものが来にくい。
      • オファーが多く来るため、うまく処理しないと(興味ない物は無視するなど)面倒な場合がある。中途半場にヘッドハンタと会話すると、その後メールが多く、面倒くさくなる。

対象

上記に少し記載しておりますが、リクルートエージェント/Dodaは基本的には35歳位までがメインターゲットだと感じています。(サイトには明記されていません)

理由として、経験上、マネジメントクラスの求人はこれらのサイトにはほとんど出てこない為です。マネジメントクラスではない求人(実務者の求人)では、経験上35歳位が上限になるかと思います。

一方ビズリーチは年収500万以上が目安かと書かれていますが、経験上年収700~800万以上の方が有意義に活用可能かと思います。つまり、35歳付近以上で、マネジメントクラスの求人に威力を発揮します。

基本、ビズリーチの場合、オファーを受け、それに伴いアクションを起こす。という進め方になる為、そもそもオファーが来なければ何も出来ません。また、ビズリーチの対象が、企業HPに掲載されていない極秘案件が多い為、そういった案件はヘッドハンタ経由で人材を募集する場合が多い為、高ポジション案件に偏る傾向があります。

そういった意味で、リクルートエージェント/Dodaとは対象案件のすみわけが出来ており、特に高いポジションに強みを発揮する仕組みとなっております。

※もちろん、年収500万前後でも活用可能です。あくまで700万以上の方がよりビズリーチの強みが活かせる。という意味です。

利用料

リクルートエージェント/Dodaは無料です。

ビズリーチは登録は無料ですが、プレミアステージのプランに申し込むと、30日間 5,478円の費用が発生します。有料と無料の差は、すべての案件の回答できるか、一部制限されるかの違いです。

長期戦で転職を検討されている方は、無料で十分かと思います。時々キャンペーンで無料でプレミアステージに期間限定で上がれる事があるので、そのタイミングで、全案件確認し、連絡をするのが良いかなと思います。

有料:すべてのオファー、企業名が見える

無料:一部のオファー、企業名が見えない(下記のような感じ)

ヘッドハンティング

リクルートエージェント/Dodaはそのサービスの内ではヘッドハンティングの制度はありません。ただ、リクルートエージェントのヘッドハンタがビズリーチを通してヘッドハンティングしてくる事は、経験としてあります。それはリクルートエージェントだけでなく、その他の転職斡旋会社も同様です。

一方、ビズリーチは基本ヘッドハンティングです。ヘッドハンティングと聞くと、引き抜きみたいに聞こえますが、実態はただのオファーですので、よく注意が必要です。

よく聞くのは、オファーを受けた案件は合格が前提となる。と勘違いされている方も多いですが、それは間違いです。確率は上がりますが、通常の採用プロセスを踏み、判断される事になりますので、注意が必要です。※時に書類選考はパス出来るといったような恩恵を受ける事もあります。

お申込みは下記より(ビズリーチにアフィリエイトはついていません)

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ビズリーチの活用法

これまでで、ビズリーチとはどのようなサービスか、概ね理解が深まったと思いますが、おさらいすると、次の特徴を持っております。

  • 専用キャリアアドバイザはいなく、企業やヘッドハンタからのオファーを待つシステム
  • 35歳以上、年収700~800万以上が有意義に活用できる。(もちろんそれ以下でも利用は可能)
  • 有料プランもあるが、初めは無料プランで十分

それでは有意義な活用法について順に説明していきたいと思います。

  1. 登録
    • とにかく登録しましょう。無料プランで十分ですので、まずは一歩目を踏み出しましょう
  2. 職務経歴書の記入
    • オファーが来るか来ないかはここにかかっています。正確に、出来るだけ詳細に、職務経歴と職務要約を記載しましょう。ヘッドハンタ、企業はこれらの情報だけを見て判断し声をかけてきます。オファーが少ない場合は、この内容を見直す事をお勧めいたします。
  3. オファーを待つ
    • 登録してしばらくすると、企業やヘッドハンタからオファーが届くようになります。最近は電話やWebで会話できますので、ヘッドハンタとは、一度話をしてみて感触をつかむ事をお勧めいたします。話をするだけで申し込まないというのも全然ありなので、数人と話しをして、慣れていくのが良いかと思います。ただし、ヘッドハンタにはランクがあり、「エクスクルーシブ」「S」「A」「B」とランクが付けられています。出来ればSランク以上の方のオファーを待ち進めた方がよいです(すぐに来ると思いますので)ランクが高い方が、基本的には対応もよく、企業とのつながりも強い為、よりよい案件を持っている可能性が高い為です。一度話をして、応募するかしないかを話し合い、検討されるのが良いかと思います。
    • もし、企業からの直接オファーの場合は、興味がない会社への返信は避けた方が良いかなと思います。直接企業の人事との会話となりますので、一度話をして、一旦保留という事が難しい為です。ただし、希望の企業からオファーがあった場合はすぐに連絡しましょう。チャンスです。
  4. 希望の企業からのオファーを待つ
    • ヘッドハンタより、企業からのダイレクトオファーに申し込んだ方が良い為(理由は、上記記載の通り、企業は余計な費用を斡旋会社に支払いたくないのと、それを避ける為、人事がわざわざ直接人材を見つける為に、ビズリーチを活用している為)しばらくは、希望の企業からのオファーが来るのを待ちましょう。半年~1年まってこなかったら、企業からのダイレクトオファーは一旦諦め、ヘッドハンタ経由での申し込みをしていくのが良いと思います。転職は時とタイミングです。粘り強く待つ事も一つの作戦かと思います。
    • ただ単純に希望企業からのオファーを待っているも難し部分もありますので、その企業の中途採用ページを除き、求めている人材に近いように自分を魅せる。つまり、求められている内容にフォーカスして履歴書を書く等の工夫は必要です。あくまでオファーは登録されている履歴書のみで判断される事を念頭に置いた活動が必要です。
  5. 申し込み
    • ここからは試験のフェーズですので、通常の採用プロセスに従って進んでいく事になります。

ものづくりエンジニアが実際受け取る可能性のあるオファー

それでは、実際どんな企業からオファーがくるのだろうか?という疑問にお答えしたいと思います。もちろん業務内容や職種により対象企業は変わってきますが、一例をお見せいたします。

ここで説明させて頂きたいのは、いわゆる大企業もビズリーチを活用されており、登録する事で、オファーを受けるチャンスはあるという事です。

そして、企業からのオファーは、通常の申し込みに対し、確率は上がると思いますので、もし転職を考えられている場合は、ビズリーチも1つの選択肢としていかれてはいかがでしょうか?

登録するだけで、未来が開けるかもしれません。

※注意として、上でも記載しましたが、オファーを受けた場合でも、採用前提ではなく、通常の採用プロセスを進みます(多少簡略化される場合もありますが)ですので、面談で稀に高飛車な態度を取られるような方もいると聞きますが、絶対にやめましょう。謙虚な姿勢が必要です。

ビズリーチオファー例一覧

ビズリーチの企業オファー一覧
ビズリーチの企業オファー一覧

お申込みは下記より(ビズリーチにアフィリエイトはついていません)

転職に関しては、下記の記事も参考にしていただければ幸いです。

->モノづくりエンジニアが転職で1000万の年収を得る為の方法教えます

エンジニアを目指されている方、下記も参考にどうぞ。

参考:収入アップの為の、おすすめプログラミングスクール3社を紹介します

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