【ホンダ N-WGN】ホンダセンシングの機能一覧と実車レビュー、欠点の紹介

【ホンダ N-WGN】ホンダセンシングの機能一覧と実車レビュー

ホンダの軽自動車に搭載されている、ホンダセンシングについて、その機能の紹介と実体験に基づくレビューをしたいと思います。レビューは2021年モデルのN-WGNですが、同時期に発売されている、N-BOXや、N-ONE、V-VANへも同等の機能が搭載されていると思いますので、これから、ホンダの軽自動車の購入を検討されている方には参考になると思います。

また、本サイトはエンジニアの為のサイトでもありますので、自動運転に関する内容も冒頭に説明したいと思います。

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軽自動車に搭載のホンダセンシング、自動運転レベル

まず、近年各社から発売されている、運転支援システムについて、概要の説明をしたいと思います。

自動運転のレベル分けは次の表のようになっております。重要なポイントは「責任」の欄です。Level2までは責任が「人」に対し、Level3以上は責任が「システム」となります。つまりLevel3以上は事故発生時の責任は車両メーカになる為、特に日本では、Level3以上の車両を出す事に慎重になっています。

そんな中、ホンダが、世界初となるレベル3自動運転車「レジェンド」の発売を開始し、一躍有名になりました。2021年8月時点で、日本で発売されている全車両の中で、Level3はホンダのレジェンドだけであり、それ以外のメーカの運転支援システムはすべてLevel2となります。

また、これから説明するN-WGN、またその他、N-BOX,N-ONE,N-VANの運転支援システムも、自動運転のレベルは2となります。

自動運転については下記にも詳しく記載しています。

->自動運転に必要な車載カメラモジュールの5つ役割【自動運転には必須】

Level概略説明備考責任走行領域
0旧来の車運転の自動化なし適用外
1「運転支援機能装備」車両運動制御のタスクを限定的に実施
例:前の車について走る
  車線からはみ出さない
  自動で止まる(自動ブレーキ)
※衝突被害軽減ブレーキは2021/11には新型車への搭載義務化、2025/12月にはすべての車両への搭載が義務化予定
限定的
2「部分的な運転の自動化(ハンズオフが可能)」特定条件下での自動運転機能装備
例:車線を維持しながら前の車について走る
  高速道路において、遅い車を追い越す
  高速道路の合流を自動で行う
限定的
3「条件付き自動運転(アイズオフが可能)」限定条件下でシステムがすべての動的運動タスクを実行する。ただし、作動が困難な場合はドライバが即座に応答しなければならない。(つまり、車両主導の完全自動運転機能が入っているが、システムが困った時はドライバにすぐ交代する必要がある、その為、ドライバは寝ていてはいけなく、すぐ運転が出来る状態でないといけない)  システム限定的
4「高度運転自動化(ブレインオフの水準)」限定条件下でシステムがすべての動的運動タスクを実行する。Level3との違いは緊急時であってもドライバが運転を引き継ぐ必要はない。「限定条件下」での自動運転である為、限定領域外で走行する場合に備え、ハンドル、アクセルと搭載した車両と、限定領域内のみで走行する2タイプの車両が想定。システム限定的
5完全自動運転いかなる場所、いかなる状況下においても自動運転システムがすべてのタスクを担う完全自動運転。ハンドル、アクセルはもういらない。システム限定なし
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N-WGNに搭載の、ホンダセンシングの機能

それぞれの機能について説明をしていきたいと思います。総合評価としては、Level2の自動運転機能としては、申し分なく〇の評価と思います。

渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)

  • 機能説明
    • 予め設定した車速内でクルマが自動的に加減速。先行車との適切な車間距離を維持しながら追従走行し、ドライバーの運転負荷を軽減。
  • レビュー
    • 追従性
      • 先行車両と一定の距離を保ち追従可能。設定した速度よりも先行車のスピードが早ければ追従しない。
      • 良くも悪くも一定の距離をしっかりキープ。人の運転では、上り坂、下り坂では、自然と車間距離を変えたりすると思いますが、そういったシチュエーションに応じて車間距離をかえるのではなく、設定した車間距離を、常に一定の距離を保つための制御を行う。その為、下り坂では少し車間距離が近く感じる。また、俊敏な制御ではない為、先行車がブレーキを踏むタイミングに対し減速のタイミングが遅い為、少し怖い。
    • シチュエーション事の対応
      • 通常高速道路での機能であるが、バイパスや渋滞時でも活用でき便利
      • 高速で、例えば設定速度を80km/hとしており、先行車の速度70km/hで追従中に、先行車両が車線変更したりし、前からいなくなった途端、設定の80km/hにする為に急加速をする。少し怖い。
      • 一般道で本機能を使っている場合、信号には対応できていない為、先行車が赤信号で止めれば、同時に止まるが、先行車が黄色で交差点を渡った時、そのまま追従しようとするため、注意が必要。

車線維持支援システム(LKAS)

  • 機能説明
    • 高速道路を走行する際、車線の中央付近を維持するようにステアリング操作を支援し、ドライバーの運転負荷を軽減。
  • レビュー
    • 高速道路の車線は概ね認識可能であるが、バイパスのような一般道路では車線の認識できない場合が多い。認識できない場合は本機能は機能しない。車線が認識出来れいるかいないかが、ディスプレイに小さく表示されるだけである為、走行中いつの間にか車線が認識できていなく、本機能が効かなくなっている場合がある為、あくまでアシストの機能として考えた方がよい。
    • 高速道路においても、軽自動車という特性上、横風の影響もうける為、80km/h程度では、しっかりハンドルを握っていないと走行が安定しない為、あくまでアシストとして、危険な時に、ハンドルの動きでドライバに通知してくれるという機能として考えた方が良い。

路外逸脱抑制機能

  • 機能説明
    • クルマが車線をはみ出しそうになるのを防ぎ、車線内へ戻すように支援する機能。
  • レビュー
    • 車線維持支援システム(LKAS)同様、車線の認識が出来ないシチュエーションが多い為、実質活用できるのは、車線がしっかり見えている、バイパスや高速道路のみなる。これらの道では有用であるが、一般道ではあまり車線を認識してくれない為、本機能を活用する場面は余りない。

先行車発進お知らせ機能

  • 機能説明
    • 信号待ちなどの停車時に、先行車の発進を音とディスプレー表示でお知らせします。
  • レビュー
    • 機能の通りで、ほとんどのシチューションにおいて、先行車両が発車した時に通知してくれる。ただし、N-WGNの場合は通知してくれる表示が小さく分かりにくく、警告音も小さいので、初めは何が起きているのか分からなかった。慣れれば問題なし。

標識認識機能

  • 機能説明
    • 道路標識をディスプレー表示し、標識への注意を促し、安全運転を支援します。
  • レビュー
    • 体感的には速度制限の標識の多くは認識できていると思う。また、標識速度と実際の車速が異なる場合に警告してくれる機能もあるので、スピード出しすぎに抑制になる。

衝突軽減ブレーキ(CMBS)

  • 機能説明
    • 先行車・歩行者・対向車との衝突回避または被害軽減のための支援を、段階的に行う。
  • レビュー
    • ゆっくりのスピードだったが、実際ぶつかりそうななったら止まった。怖くてこれ以上実験できないので、実際のシチュエーションでは「?」

歩行者事故低減ステアリング

  • 機能説明
    • 路側帯を歩く歩行者との衝突回避のための支援を行います。
  • レビュー
    • 路側帯を歩く歩行者にぶつかりそうになった時に、回避して道路に戻すようにハンドルを操作する機能であるが、怖くて実験できていません。

誤発進抑制機能

  • 機能説明
    • 停車時や10km/h以下の低速走行時、前方の障害物を検知してドライバーがアクセルペダルを踏み込んだ場合の急な発進を防止。
  • レビュー
    • 誤踏防止の機能ですが、これも怖くて試せていません。

後方誤発進抑制機能

  • 機能説明
    • 停車時や10km/h以下の低速後退時、ほぼ真後ろの近距離にある障害物を検知してドライバーがアクセルペダルを踏み込んだ場合の、急な発進を防止します。
  • レビュー
    • この機能も怖くて踏み込む事は試せていませんが、音とディスプレー表示はしっかり出るところまでは確認できました。ただし、かなり障害物に近くないと、これらの警告が出ない為、実際本当にぶつからないかは「?」です。

オートハイビーム

  • 機能説明
    • 夜間走行時、ハイビームとロービームを自動で切り替えます。
  • レビュー
    • ほとんどのシチュエーションでハイビームにならない為、マニュアルでも問題ないかなという感想です。

その他自動運転に関係する内容は下記の記事も参照お願いいたします。

->自動運転に必要な車載カメラモジュールの5つ役割【自動運転には必須】

->自動運転に関わる難しい英語の略語30個を、分かりやすく解説します

まとめ

軽自動車で、この価格帯で、Level2という前提においては、 申し分なく〇の評価と思います。特にACCがとても機能が優れており、ホンダの説明では、高速運転時とありますが、高速よりも、渋滞時ののろのろ運転時、加減速のサポートを自動でやってくれるというのが、かなり便利だと思います。一度止まってしまうと、再出発は自動ではできない為、その際はアクセルを少し踏んであげる必要はありますが、一旦動き出せば、加減速は自動で実施してくれるため、疲れ方はかなり軽減されました。衝突防止は怖くて実験できませんが、その辺りはNCAP取得しているので間違いないかと思います。

もし軽自動車を検討されている方、N-WGNをはじめ、 N-BOX、N-ONE、N-VAN を検討されてはいかがでしょうか?

トヨタ、ダイハツ関連の記事もありますので、よろしかったらご覧いただければと思います。

参考:トヨタセーフティセンスとスマートアシストの違いを分かりやすく解説

ドライブレコーダのお勧め記事もありますので、よろしかったらご覧ください。

参考:エンジニア視点で考察。ドライブレコーダーのおすすめ2021年版

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