100均のダイソーから販売されている770円のアロマディフューザー。本記事では、仕様説明、機能のレビューに加え、どの位加湿効果があるか、実際に実験してみました。これから購入を検討されている方、是非ご覧ください。
アロマディフューザーの特徴
今回紹介するダイソーのアロマディフューザーはこの写真の物です。下のような機能が付いています。
・超音波式加湿機能
このアロマディフューザーについている加湿器機能は超音波方式です。加湿器にはいろいろな種類がありますので、少し脱線しますが、それぞれの方式のメリットデメリットをまとめたいと思います。
方式 | スチーム式 | 気化式 | 超音波式 |
---|---|---|---|
加湿方法 | ヒーターでお湯を沸かし加湿 | 加湿フィルターを風で乾燥 | 細かいミストを噴出し加湿 |
加湿スピード | ○ 早い | × 遅い | ○ 早い |
雑菌やカビ | ○ 発生しにくい | × 発生しやすい | × 発生しやすい |
お手入れ | ○ 比較的手軽 | × フィルター・タンクを定期的に清掃 | × タンクをこまめに清掃 |
蒸気の熱 | △ 発生する | ○ 発生しない | ○ 発生しない |
運転音 | △ やや大きめ | △ やや大きめ | ○ 静か |
消費電力 | × 高め | ○ 低め | ○ 低め |
デザイン性 | △ 普通 | △ 普通 | ○ おしゃれなものが多い |
この表を見ても分かりますように、超音波式のメリットとデメリットをまとめるとこのようになります。
メリット:加湿スピードが速く、熱が発生しない為安全であり、電力が低い
デメリット:雑菌、カビが発生しやすく、まめに清掃が必要
今回の製品は下の写真のように、意外に凹凸がある作りなので、綿棒などで清掃してあげる必要がるのかなと思います。
・アロマオイル使用可
アロマディフューザーですので、アロマオイル使用可能です。使えるアロマオイルは下記種類
・精油(100%天然由来)
・水溶性のアロマオイル
アロマオイル自体もダイソーで販売されていますので、一緒に購入するのも良いかもしれません。
・自動停止機能(水残量を検知とタイマー)
嬉しい機能です。消し忘れ防止の為、2時間で自動的に停止する。という機能と、水の量を検出して、少なくなると自動停止する。という機能が付いています。安心ですね。
・USB接続(80cmケーブル付)
USBケーブル付属です。80cmなのでそこそこ使いやすい。ダイソーで売っている他の加湿器にはケーブルはついていないのが多いですが、このアロマディフューザーは何故かついていました。その分値段が上がっているのかもしれません。
550円の加湿器は下記↓
参考:ダイソー550円加湿器、どのくらい加湿効果があるか実験してみた。
USBケーブルって何?という方は下記
参考:USBの種類と形状を徹底解説 type-a,b,c の違いとは?
・グラデーションライト付き
本体下の「Light」ボタンを押すと、こんな感じで光ります。いい感じです。
どの位加湿するか?
それでは加湿機能の実験結果です。実験は単純に、この加湿器の隣に湿度計を置き、時間と共にどのくらい湿度が上がっていくかを計測しました。
・実験スタート時
湿度24%からスタート
・30分後
湿度27%。3%しか変わりません。。
・1時間後
29%。スタート時から約5%上昇。
その後もあまり変化ありませんでしたので、このアロマディフューザーの性能は、1時間で約5%加湿する性能がある。という結論となります。
加湿器とした販売されている、550円のダイソー加湿器では同じ実験で15%ほど加湿されてましたので、加湿機能はかなり劣っている事が分かります。実験結果は↓
参考:ダイソー550円加湿器、どのくらい加湿効果があるか実験してみた。
まとめ
・仕様
アロマ対応
超音波方式
USB電源(80cmケーブル)
グラデーションライト機能付
自動停止機能付き(2時間で停止、または水が減ってきたら停止)
・加湿能力
1時間で約5%の加湿効果
名前の通り、アロマディフューザーとして使う分は良い製品です。加湿機能を求める場合、この製品ではなく、やっぱり加湿器の方を買った方がよさそうです。
分解結果はこちらから↓
参考:ダイソーのアロマディフューザー分解。驚きの中身。これで770円!?
動画はこちらから↓
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