100均のダイソーから販売されている550円の加湿器。どの位加湿効果があるか、実際に実験してみました。本記事では仕様と性能をレビューしていますので、これから購入を検討されている方、是非ご覧ください。
加湿器の仕様
今回紹介するダイソーの加湿器は下の写真の物です。見た目もオシャレで値段も550円と優れもの。これで性能が伴えば最高です。それではまずは仕様から見ていきましょう。
・超音波加湿方式
この加湿器は超音波方式です。加湿器にはいろいろな種類がありますので、少し脱線しますが、それぞれの方式のメリットデメリットをまとめたいと思います。
方式 | スチーム式 | 気化式 | 超音波式 |
---|---|---|---|
加湿方法 | ヒーターでお湯を沸かし加湿 | 加湿フィルターを風で乾燥 | 細かいミストを噴出し加湿 |
加湿スピード | ○ 早い | × 遅い | ○ 早い |
雑菌やカビ | ○ 発生しにくい | × 発生しやすい | × 発生しやすい |
お手入れ | ○ 比較的手軽 | × フィルター・タンクを定期的に清掃 | × タンクをこまめに清掃 |
蒸気の熱 | △ 発生する | ○ 発生しない | ○ 発生しない |
運転音 | △ やや大きめ | △ やや大きめ | ○ 静か |
消費電力 | × 高め | ○ 低め | ○ 低め |
デザイン性 | △ 普通 | △ 普通 | ○ おしゃれなものが多い |
この表を見ても分かりますように、超音波式のメリットとデメリットをまとめるとこのようになります。
メリット:加湿スピードが速く、熱が発生しない為安全であり、電力が低い
デメリット:雑菌、カビが発生しやすく、まめに清掃が必要
今回の製品は下の写真のように、ただのコップに蓋をかぶせるだけの非常にシンプルな作りですので、「まめに清掃が必要」というデメリットに関しては、水をくむ時に少し手入れするだけで良く、デメリットは構造で克服しているように感じます。
・自動停止機能付
嬉しい機能です。消し忘れ防止の為、4時間で自動的に停止する。という機能と、水の量を検出して、少なくなると自動停止する。という機能が付いています。安心ですね。
・ライト機能
なんと、加湿器機能だけでなく、ライト機能が付いています。ボタン長押しで下のようにライトが付きます。明かりも暖色系でオシャレです。
操作は下記
・天面のボタンを長押し:ライトON/OFF
・天面のボタンを短く押す:加湿機能ON/OFF
もちろん加湿中にライトONもできます。ボタンは下の赤丸部分です。
・USB電源
電源はUSBです。ケーブル、コネクタの種類は、Micro USBで、注意点としては、USBは付属していない。という事です。自宅にあるケーブル、または購入が必要です。USBは種類が多くある為、購入の際は下の記事を参考にしていただければ幸いです。
参考:USBの種類と形状を徹底解説 type-a,b,c の違いとは?
加湿機能実験
それでは加湿機能の実験結果をお伝えします。実験は単純に、この加湿器の隣に湿度計を置き、時間と共にどのくらい湿度が上がっていくかを計測しました。
・実験スタート時
湿度35%からスタート
・約40分後
湿度48%。なんと13%も上昇!!!
・約60分後
湿度約51%。約1時間で16%上昇しました!!
その後も継続しましたが変化なかったため、本加湿器の性能は、1時間で約15%加湿する性能がある。という結論となります。
まとめ
まとめとして、
・仕様
超音波方式
USB電源(ケーブルはついていません。)
ライト機能付
自動停止機能付き(4時間で停止、または水が減ってきたら停止)
・加湿能力
1時間で約15%の加湿効果
実験結果は動画にもありますので、ご参照ください。↓
類似の製品でアロマディフューザーもあります。アロマディフューザーの記事は下記を参照
参考:ダイソーのアロマディフューザー、どの位加湿効果があるか実験してみた
参考:ダイソーのアロマディフューザー分解。驚きの中身。これで770円!?
加湿器の分解記事は下記
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