ダイソーから発売された完全ワイヤレスイヤホン「TWS002」パッケージデザイン、本体、ケースが非常にオシャレで女性をターゲットにした商品である事が伺えます。ダイソーから出ている他のイヤホン、「TWS001」や、「TWSG273」との違いを中心にレビューしていきたいと思います。
TWS002の仕様
それでは、TWS002の仕様を説明していきます。パッケージは↓。オシャレですね。女性をターゲットにしている事が分かるパッケージです。
キャッチフレーズは、「聴き心地のいい華やかな音色」です。
ちなみに過去機種は、
TWS001:リズム際立つ迫力の重低音
TWSG273:低音から高音までクリアな音質
これらとどのように違うのでしょうか?後でレビューしたいと思います。
機能は概ね過去機種と変わりません。↓
TWS001と、TWSG273の比較をしていきます。
【仕様比較】
TWS002 | TWS001 | TWSG273 | |
再生時間 | 約18時間(イヤホン単体、充電ケースの時間は未記載) | 約10時間(イヤホン4時間、充電ケース6時間) | 約12時間(イヤホン3時間、充電ケース9時間) |
---|---|---|---|
ハンズフリー通話 | 対応 | 対応 | 対応 |
Bluetooth | 5.3対応 | 5.0対応 | 5.0対応 |
音声アシスト | あり(英語) | あり(英語) | あり(日本語) |
対応機種 | スマホ、携帯電話、パソコン、タブレットなどBluetooth対応機種であればOK | ←同等 | ←同等 |
充電 | タイプC | マイクロUSBタイプB | タイプC |
USBケーブル | 付属無 | 付属(25cm) | 付属無 |
操作 | タッチセンサー | ボタン | タッチセンサー |
充電インジケータ | 有 | 無 | 有 |
機能的な比較はやはり新機種だけあって、他の機種に比べて上位互換になってますね。特に再生時間が18時間と、非常に長くなっているところが特徴かと思います。(ただし、イヤホン単体の再生時間、充電ケースの充電持ち時間は記載ありませんでした。)
TWS001と比べると、次の点で有利
・再生時間 10時間 → 18時間
・USB タイプB → タイプC
参考:USBの種類と形状を徹底解説 type-a,b,c の違いとは?
・操作 ボタン式 → タッチセンサー
TWSG273と比べると
・再生時間 12時間 → 18時間
という点だけがメリットになると思います。
内容物
内容物はTWSG273と同様、「ケース」「本体」「取説」です。
USBケーブルはついていませんので、ご注意ください。
外観
ケース外観は下記↓。写真だと分かりにくいですが、材質がマット調でとても1000円には見えません。さわり心地が良く、デザインも丸みを帯びていて、非常にオシャレです。
女性をターゲットにしている事が伺えます。
正面にはインジケータがあり、
・赤く点滅:充電ケース充電中
・赤く点灯:受電ケース充電完了
・緑に点滅:イヤホン充電中
・緑に点滅:充電ケースの電池残量が少ない
の意味を持っています。
反対側にはUSB-Cの充電ポート
イヤホン本単はこんな感じです。写真だけだと分かりにくいかもしれませんが、過去機種に比べかなり薄くなっています。
下の写真は左がTWS001、右がTWS002です。形が随分変わっている事が分かると思いますが、この形状の違いで、耳へ装着した時の、「耳からのはみ出し量」がかなり軽減します。
つまり、イヤホンを装着している事が分かりにくく、よりスマートなデザインになった。という事です。
下の写真は、左がTWSG273、右がTWS002です。TWSG273もTWS001同様かなり厚めのデザインで、耳から結構はみ出してましたが、TWS002はそれが改善され、非常に良いデザインになりました。
使い勝手
接続方法は簡単。過去機種と同じです。
ケースから取り出すと、自動的にペアリングモードになります。
DAISO_TWS002
と見つかりますので、接続してください。
操作はタッチセンサーで行います。↓の写真の斜線部分にセンサーが入っています。(斜線が引いていない部分はセンサーも入っていません。)
ただ、個人的にはタッチセンサーにすると、耳の出し入れや取り付けている時に反応してしまう時があるので、TWS001のようにボタンの方が誤動作を考えるとよい気もしています。
操作方法は取説に記載がありますが、下の通りです。過去機種にあった、「音量を上げる」「音量を下げる」が無い為、少し不便です。何故失くしてしまったのか疑問です。
音質
気になる音質のレビューです。
キャッチフレーズの「聴き心地のいい華やかな音色」の通り、高音、中音が非常に綺麗でクリアな音です。
TWS001:「リズム際立つ迫力の重低音」に比べると、音色は全然異なります。TWS001は低音がしっかり聞いている変わりに高音が弱く、代わりにベース音がよく聞こえる感じですので、ロック等迫力ある音楽に向いている一方、TWS002は、全体的にクリアなサウンドで、ベース音が少し弱い代わりに高音の透き通った感じがあり、綺麗な音色です。
TWSG273:「低音から高音までクリアな音質」との比較では、こちらも、中高音域の煌びやかな感じはTWS002の方に軍配が上がりますが、低音に関してはやはりTWSG273の方が上です。
まとめると、
低音は TWS001 > TWSG273 > TWS002 の順
高中音は、 TWS002 > TWSG273 >TWS001 の順
になります。
好みの問題ですので、どれが良いといった事は無いですが、ロックが好きな方はTWS001の音の方が好まれるのではと思いますし、ポップが好きな方はTWS002の方が好みかもしれません。
いずれにしても、1000円とは思えない音色ですので、一度試してみるのも良いかもしれません。
TWS001のレビュー記事は下記参照↓
参考:おすすめ! ダイソーの伝説と言われる完全ワイヤレスイヤホンが凄すぎた。
TWSG273のレビュー記事は下記参照↓
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